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レトロなジャノメミシン『JANOME680・ダイヤルスーパー70』を購入したよ

3月いっぱいで短期契約のコールセンターの仕事が終わり、時間ができた上、新型コロナウイルスのため外出もままならない日々。少しでも有意義に時間を使おうと、ミシンを手に入れることにしました。

今回は中古ミシンをどのように選んで、使い心地や機能はどうだったか、レビューしたいと思います。

 

中古ミシンの選び方

 

ミシン選びの条件は、今回は次のような条件を考えました。

  • 元値が10万〜30万くらいはするしっかりした作りの中古ミシン
  • 職業用ではなく、ジグザグ機能のついたもの
  • できれば刺繍ができるもの
  • 予算30,000円以内

 

以前、ヤフオクで1万円くらいで落札して愛用していたミシンは、スイスのベルニナの高級機種でした。はじめてのコンピュータミシンで、しっかり縫えて音も静かでよかったのですが、5年くらい使うとなぜか縫うと逆走。

家の近くのミシン修理に出して、しばらく縫えていたものの、一年くらいでまた縫うと逆走。1万円で落札して、1万円で修理したにしては、よく働いてくれたので、もとは取れたとネパールに赴く前に処分したのです。

 

それで、4月の上旬からミシン探しを始めますが、マスク需要でオークションのミシンも品薄の上、1ヶ月前よりもずいぶん値上がっていました。

最初はJUKIのコンピュータ刺繍ミシンを狙っていたのですが、予算3万円では落とせませんでした…。予算を落とすなら刺繍機能が付いていないものにするしかない…。

悩んでいる時に目に留まったのが、『JANOME680・ダイヤルスーパー70』でした。

メルカリで見つけたのですが、年期の入った昔ながらのミシンでありながら、フリーモーション刺繍ができるというミシン。

ミシン購入時のフリーモーション刺繍の見本

 

販売しているのは業者さんで、きっちり整備と清掃がされています。調べてみると1970年に万博博覧会記念として、その年だけ発売された当時の高級機種で、なんと私と同い年‼

 

当時大卒の初任給が30,000円の時代に、48,000円で販売されていた高級機種。

カムを取り替えれば、色んな模様縫いもでき、しかもなぞの“フリーモーション刺繍”もできるというもの。

 

2日ほど悩みました。

 

寿命30年といわれるコンピュータミシンの20年ものを予算オーバーで買うか、予算内の24,000円で50年前のジャノメの名機ミシンを買うか??

ネパールでは、日本で生産された大正〜昭和初期の古いミシンが普通に今でも使われているのを、たくさん目にしてきました。

悩んだ結果、うまくいけば死ぬまで使えるであろう、私と同じ年のジャノメのミシンを購入しました。

それがこちらです。じゃじゃーん‼

けっこうきれいでしたよ。

 

中古ミシン JANOME680・ダイヤルスーパー70の特色

部品が金属製

ジャノメのミシン、これより後の販売モデルの物は、プラスチックの部品も使われるようになり、経年で部品が劣化してしまうそうです。

でもこの『JANOME680・ダイヤルスーパー70』は、部品がほぼ金属製で劣化が少ないそうです。もちろん錆びたりはするのでお手入れは必要ですが、今回はしっかり手入れされたものを購入でき、ラッキーでした。

カムの交換でいろいろ縫える。

コンピューターミシンではボタンひとつでできることですが、この『JANOME680・ダイヤルスーパー70』では、プラスチック製の“カム”とよばれるパーツを交換することで、色んな模様縫いが可能になります。

えっ、面倒くさそう…と一瞬ひるみましたが、交換してみるとそんな手間でもなく、割と楽しいです。そして、一つのカムでもメモリを変えることで、様々な模様を縫うことができます。

こちらのカムを交換すればいろいろな模様縫いが可能
(一番上)同じカムでも縫い目の幅やふり幅を変えることで違う模様が縫えます

垂直ガマなので縫い目が締まっている

水平ガマのミシンは扱いは楽なのですが、縫い目に締まりがないのが不満に感じていました。『JANOME680・ダイヤルスーパー70』は、 垂直ガマなので縫い目が締まっています

縫い目の締まり具合は、作品の仕上がりに差がつくのでけっこう重要なポイントだと思います。

 

中古ミシン『JANOME680・ダイヤルスーパー70』使ってみたら、なかなか良いよ!

 

こちらが購入時についていた縫い見本です。やるじゃん!レトロ電動ミシン!

業者さんが付けてくれた縫い見本です

 

やはり縫い目のきれいさと、フットコントローラーの縫いやすさに改めて感動しました。

いくらか不安もありつつ購入しましたが、とても愛着を感じています。

夏服で縫いたいものが色々あるので、フリーモーション刺繍まではまだ試していませんが、そのうち作品も紹介したいと思います…(*^^*)

 

とりあえず白い手袋にレースを縫い付けてみました

 

中古ミシン選びで重要なこと

 

中古ミシン選びで重要なことは、だれから買うか、どのお店で買うかだと思います。

 

今回はしっかり整備・清掃されたミシンでしたので、満足度は高かったですが、整備されていないレトロミシンはなかなか手こずるのではと、想像できます。

私が購入したハルママミシンさんは大阪のミシン整備屋さんです。愛情込めて出荷してくださっているのが伝わりました。おすすめの中古ミシン販売店だと思います。

ブログをやっていらっしゃいます。

>>こちら

 

皆さんもお手ごろに買える素敵な中古ミシンに出会えますように~。

 

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